F.I.R.E 投資家の投資日記

48歳で企業経営を引退、投資歴20年以上、専業投資家として歩み始めた投資日記

2020年の総括

今年は激動の年だった・・・

コロナだったから、という訳ではない。

コロナはあくまでも「きっかけ」でしかない。

 

まず3月、ほぼ約定が決まっていた当社のM&A、私の会社の株式売却が破談となった。

「資本主義経済の本質はババ抜き」・・・当社の株が「ババ」なんてもちろん言わないけど、「Cash is KING」、流動性を高めるという意味では目論見が外れた。

代わりに7月に、現社長と「プリンシパル=エージェント協定」を交わす。これはキャピタルアロケーションの一環であって、フリーCFの処分を明確化したというもの。

これで堂々と株主配当を受け取る、その代わりに役員退職引当金を積立てるという大義名分と引き換えにした。

数年後に再度、株式売却に踏み切った際、これが足かせとなって売却額は大きく減額することになるだろう。それでも「良し」とした。

代わりと言ってはなんだが、全国の生産者の皆様方との「ご縁」は保たれた。銭金には代えられない価値であることを、秋に鹿児島東町に訪問した際に、まじまじと感じることとなった。

 

家内とは全国を旅行して回った。2月沖縄、7月仙台・岩手中尊寺、横浜中華街、徳島鳴門大塚美術館、10月北海道網走・知床、11月山陰・皆生温泉、出雲・鳥取、岡山後楽園、12月に車で広島→東京の際、姫路城、神戸、浜松・・・

個人的には8月熊野古道、9月末(仕事で)鹿児島東町・熊本黒川温泉

10~11月に東京、埼玉で14か所の物件を見て回り、12月に南町田に引越し。

 

資産面では、3月のコロナショックで逆に米国株に買い向かい、約8000万円以上を購入した。(4月中旬にはフルインベストメント)

3月末には含み損▲3000万円も、2020年末では+2600万円。

今期の資産伸び率は+16%だった。

ゆっくり5年程かけて買うつもりだったが、コロナショックは普段は高値でとても買えない多くの優良銘柄を買える絶好機となった。実学として、ここから学べることはあまりにも多かったように思う。

 

生活環境も資産面も大きく変動した2020年、人生の転機として刻むことになるだろう。

さて、来年はどんな年になるか、ワクワクしている・・・